企画展

カルタ・すごろく~お正月の紙遊び~

  • 2012年12月15日(土)~2013年03月03日(日)
  • 月曜日(12/24、1/14、2/11は開館)、12/25(火)、〔年末年始〕12/28(金)~1/4(金)、1/15(火)、2/12(火)

展示概要

おとぎかるた(昭和23年)

おとぎかるた(昭和23年)

甲冑着用備双六(安政5年)

甲冑着用備双六(安政5年)

お正月遊びといえば、何を思いうかべられますか?
「カルタ」「すごろく」はその定番であり、多くの世代に楽しまれてきました。

《カルタの歴史》
 カルタは16世紀半ば頃、鉄砲をはじめとした南蛮貿易の品々と共に、ポルトガルからもたらされたものです。伝えられた「南蛮カルタ」を元にして、「天正カルタ」「うんすんカルタ」などが作られる一方で、平安時代から貴族の間で遊ばれていた「貝覆(かいおおい)」と融合して、百人一首などの「歌カルタ」が生まれます。江戸時代になると、子どもの教育にも役立つ「いろはカルタ」など様々な種類ができました。

《すごろくの歴史》
 すごろくと呼ばれる遊びには「盤すごろく」と「絵すごろく」があります。ふだん私たちが"すごろく"と呼んでいるのは、紙製の絵すごろくです。鎌倉時代には初学の僧侶が仏法を学ぶための「仏法すごろく」と呼ばれる文字だけの紙製すごろくがありましたが、絵すごろくの最初は仏教世界を絵入りで表現した「浄土すごろく」で、宮中で遊ばれた記録が15世紀には見られます。江戸時代になると、木版画の発達と共に旅・役者・出世など、様々なテーマのすごろくが作られました。

 カルタ・すごろくには、それらが作られた当時の流行や社会状況、理想の人生像などが反映され、色彩豊かな絵と文字によって、非常に多くの情報が詰め込まれています。近年は家族構成や住環境の変化、テレビ・携帯ゲーム機の普及などで目にする機会も少なくなってしまいましたが、人との絆が見直されている昨今、家族や友だちみんなで楽しめる、夢や希望が詰め込まれた素朴で懐かしいカルタ・すごろくの魅力をあらためて振り返ってみませんか。


※期間中展示替えがあります。
  あらかじめご了承ください。
   前期:12/15(土)~1/27(日)
   後期:1/29(火)~3/3(日)

イベント

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