企画展

さくら
~王子で楽しむ花見~

  • 2015年03月14日(土)~2015年05月31日(日)
  • 会期中の休館日:月曜日(3月30日、4月6日、5月4日は開館)、 3月24日(火)、4月30日(木)、  5月7日(木)

展示概要

古今東京名所 飛鳥山公園地王子製紙会社  
歌川広重(三代)

古今東京名所 飛鳥山公園地王子製紙会社   歌川広重(三代)

金唐革紙用版木ロール

金唐革紙用版木ロール

君暮らす街1      

Ⓒ Takashi Ohta 2015

君暮らす街1 Ⓒ Takashi Ohta 2015

 紙の博物館の立地する北区王子周辺は、江戸時代には四季折々に人々が訪れる、江戸近郊の行楽地として賑わいました。特に飛鳥山のさくらは有名で、花見の名所として現在もなお親しまれています。

 この王子に、明治8 年(1875)、抄紙会社(後の王子製紙王子工場)が開業しました。これを契機に多くの製紙関連工場が周辺に建設され、近代的な工業地帯が形成されました。王子は文明開化を象徴する名所となり、さくらと飛鳥山から見下ろす西洋建築の製紙工場の姿が、王子のシンボルとなりました。

 王子の地がそうであるように、さくらと紙には意外なつながりがあるものです。例えば「桜紙」と呼ばれる紙もあれば、桜をモチーフにした紙小物は昔から人気で、千代紙・ぽち袋・扇子・ちりめん紙・一閑張など様々なものが作られてきました。木材としての桜も、紙製品に欠かせません。浮世絵木版画や金唐革紙などの版木は、山桜が最適とされています。

 さらに本展では、20 センチ程の奥行きの中に独特の世界を創り出す、ペーパーアーティスト・太田隆司氏の作品を特別展示します。代表作「君暮らす街 1」「箱根湯本ロマンシングロード」の2 点に加えて、この展示が初お披露目となる新作「明治通り 飛鳥山 さくら Downhill」は、必見です。

 抄紙会社が開業して今年でちょうど140 年、洋紙発祥の地・王子で、さくらと紙の共演による紙の博物館ならではの花見をお楽しみください。

  • お知らせ 太田隆司氏の新作【明治通り 飛鳥山 さくら Downhill】は、作者の都合により17日(火)からの展示となります。詳細は、新着情報をご覧ください。
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