金唐革紙(仮称)

会期:2020年3月17日(火)~6月21日(日)(予定)

  • 展示概要

    「金唐革紙」は、中世ヨーロッパで王侯貴族の城館の壁、天井などに使われた装飾革である金唐革を、明治初期に和紙で模造した「擬革紙」の一種である。壁紙としてヨーロッパへ盛んに輸出された他、鹿鳴館や岩崎邸など洋館の壁を彩りました。後に、金唐革紙の製法は一時途絶えたが、現在は国選定保存技術者に認定されている上田尚氏が金唐紙研究所を創設し、当館所蔵の金唐革紙製作用版木ロールなどを用いて「金唐紙」として復原し、各地の重要文化財建造物の金唐紙製作に携わられています。

    本企画展では、版木ロールや明治時代に製作された金唐革紙の見本など、当館収蔵資料を中心に展示すると共に、上田氏が復原された金唐紙作品も併せて紹介いたします。