産業遺産コレクション

産業遺産コレクションは、近代製紙産業発展の過程(または近製紙産業の近代化の過程)を知ることのできる資料群です。機械(2F)と記念碑(1F)の二種類があり、常設展示でいつでも見ることができます。ここでは、その一部をご紹介します。

ボロ蒸煮釜

明治初期の紙の主な原料であった木綿等のボロ(破布)から、パルプ(繊維のあつまり)を作るための釜。現存品は貴重。

世界最初の抄紙機(模型)

1798年に仏人ルイ・ロベールが発明した抄紙機の1/2サイズ模型。現在広く使われる長網抄紙機の原型。

パピールファブリック門扉

明治9年(1876)に操業した京都府営製紙工場で、昭和20年まで使用された工場の門扉。