いつもどおりにおでかけできない日々がつづいています。
おうちですごす時間が長くなってるみなさんに、紙の博物館から、おうちで作ったり、遊んだりできるものをごしょうかいします。
保護者の皆様へ
「おうちミュージアム」は、「子どもたちがおうちでミュージアムを楽しめるように」との趣旨で北海道博物館が発案した企画です。この趣旨に賛同し、当館でも「おうちミュージアム」を実施します。お子さまといっしょにお楽しみいただければ幸いです。
「おもちゃ絵」は、子ども用に作られた浮世絵で、見て楽しむだけでなく、切ったり、はったり、工作して楽しむものなどいろんな種類がありました。江戸~大正期の子どもたちのように、おもちゃ絵を楽しんでみましょう。
おもちゃ絵(1) 変わり絵
(変わり絵)歌川芳虎画/伊勢辰版
タテ3列に「外国人」、「お面」、「武者」が描かれ、それぞれ色々な顔が7段分ある「変わり絵」です。タテ3列は切りはなしてもよいです。じゃばらに紙をおりたたんでめくると、顔が入れ替わります。自分でオリジナルの変わり絵も作ってみるのも、おもしろいですね。
左「外国人」上より
なんきん/おろしや/ふらんす/とるこ/おらんだ/いぎりす/あめりか
中「お面」上より
きつね/金太郎/おかめ/げどう/大てんぐ/ひよつとこ/あくま
右「武者」上より
よりとも/巴ごぜん/まさしげ/けんしん/しんげん/ただのり/よしつね
「しんぱんいせう付」歌川国利画/越米版/明治27年(1894)
明治時代のきせかえあそびをしてみませんか?
女の子(おつるさん)と男の子(かめちゃん)は、前・後を切り抜いて、両面をはりあわせましょう。服は、前部分だけです。切り抜いて、いろいろきせかえてみましょう。ぼうしやお面などの小物もあります。
①すごろくのテーマを決めて、「ふりだし」と「あがり」の位置を決めます。「山のぼり」「おやつ」「買い物」など、身の回りの事柄をテーマにしてみるのもいいですね!
②ふりだしから上がりまで、すきな数だけマス目を作って、つなぎます。その中に、「3つ進む」「1回休み」「ふりだしにもどる」などのおもしろい動きをするマスをいくつか作ります。嬉しいイベントや、思わぬハプニングは、すごろくの世界を広げてくれますよ。
③テーマにそって、絵を書いたり、色をつけます。
④遊びたい人数分のコマを作って、完成。サイコロを準備して、みんなで遊びましょう!
図書室から、自由研究やおうち学習に役立つ本のリストをおとどけします。
1)紙のことを知ろう!~児童書/シリーズ~ (PDF 106KB)
紙のことを学べる子ども向けのシリーズを紹介します。
2)紙をつくろう! (PDF 99KB)
紙の作り方が紹介されている児童書リストです。
おうちの近くの図書館でも見つけやすい本をえらびました。
なお、紙の博物館の図書室では、1組ずつの予約制で、本を読むことができます。図書室のページはこちら。
紙はどうやって作るのでしょう?紙を使うために大切なことは何でしょう?これを見れば、紙の基本がわかります。
紙を作るのに必要な木はどうしたら手に入るのでしょう?これを見れば木の育て方がわかります。
植林で育てた木は、どうやって利用するのでしょう?これを見れば、木の色々な使い方がわかります。